bitFlyer(ビットフライヤー)の評判は?手数料は?
ビットコイン投資を始めようとしている人、またすでに投資は始めているけれども他の取引所も気になるといった方もいるでしょう。今日はそうした人たちのために国内最大手の企業である、bitFlyer(ビットフライヤー)について評判や手数料などをまとめてみることにします。
- bitFlyerの評判・手数料概要
- bitFlyerを利用するメリット
- bitFlyerはどんな取引所?
- bitFlyerで行える取引
- bitFlyerの取引画面・チャート
- bitFlyerと手数料・入金出金関係
- bitFlyerの追証・ロスカットルール
bitFlyerの評判・手数料概要
現物手数料 | 出金手数料 | BTC送付手数料 | 信用・先物手数料 |
---|---|---|---|
0.01~0.15% | 216~756 | 0.0005BTC | 0.04%/日 |
クレカ | コンビニ入金 | 提携銀行 | アルト |
○ | ○ | 三井住友 | ETHのみ |
信用 先物 | レバレッジ | 追証 | ロスカット事由 |
信用 先物 | 最大15倍 | 80%以下 | 50%以下 |
bitFlyerを利用するメリット
メリット① 安全性が高い
bitFlyerは、日本の取引所の中で最も資本金の多い企業(資本金80億超)である上、安全面に配慮した取り組みを多く行っている企業であるので、取引所の閉鎖やトラブルといった問題が起こりにくい、安定した環境で取引をできるというメリットがあります。
ビットコインの歴史上、ハッキングや取引所の倒産という事件が何回かあり、巨額の損失を負ってしまった投資家も多いです。bitFlyerであれば、資本金の額が大きく、出資を受けている損保と投資家の資産を補償する契約を結んでいるので、安全面でのリスクは少ないと言えるでしょう。
具体的には、三井住友海上と、顧客資産の盗難を補償する契約を結んでおります。
また、以下のような大企業から融資を受けています。
メリット② シンプルで取引が簡単に行える
bitFlyerは、シンプルな取引画面を特徴としています。実際に、取引画面は以下のように非常にシンプルで、簡単に取引を行う事が可能です。
携帯用のアプリもリリースしており、こちらでも、取引を行う事が可能です。
ビットコインの取引所は数多くありますが、アプリから簡単にかつ詳細な取引を行うことが出来るのは、今のところ(H29/7/8)ビットフライヤーだけであります。
メリット③ 提携サービスが多い
bitFlyerのメリットとして、企業との提携サービスが多いという点もあげられます。
最近話題になったところでは、ビックカメラがビットコインでの支払いを導入したというニュースがありましたが、あれも実はbitFlyerとビックカメラの業務提携の一つで、以下で紹介するように、bitFlyerのアカウントからビットコインの支払いをするという提携内容でした。
このようなbitFlyerの提携サービスはものすごく多いのですが、挙げていくとキリがありませんので、以下では代表的なものを3点紹介することにします。
1点目としては、先ほどビックカメラの件で取り上げたように、企業あてにビットコインの支払いサービスを提供しています。これは、顧客のビットコイン口座と企業のレジを結びつけるサービスで、最近ではビックカメラなどが導入したことで話題になりました。(ビットコイン対応26万店 ビックカメラなど導入 :日本経済新聞)
このようなサービスが普及すれば、bitFlyerアカウントは必須のものとなるでしょう。
二点目に、ガス会社との提携があります。これは、ガス料金をビットコインで支払えるようにするための提携で、これもbitFlyerの口座からガス会社にビットコインを支払うというものです。(ビットコインでガス代支払い ビットフライヤー、年内開始 :日本経済新聞)
三点目に、ポイントサイトとの提携があります。これは、bitFlyerの口座を持っている顧客がポイントサイトで貯めたポイントを、bitFlyerのアカウントにビットコインとして反映させることが出来るようにするという提携内容で、ちょびリッチ・GMO・Moppyなどと提携しています。(以下の画面は、ちょびリッチのもの)
以下では、bitFlyerの取引所としての詳細を確認していくことにします。
bitFlyerはどんな取引所?
国内最大手の取引所です。
実際に、SMBCベンチャーキャピタル・みずほキャピタル・第一生命保険・三菱UFJキャピタル・三井住友海上キャピタル・リクルートなど数多くの大企業から出資を受けており、資本金の額では他の取引所に大幅な差を付けています。
大手特有のセキュリティ面での安心感がビットフライヤーの最大のメリットと言えるでしょう。
例として、出資を受けている損保とトレーダーのビットコイン保管中のリスクを補償する契約を結んだり、コールドウォレットと呼ばれるオフライン環境下で多くのビットコインを保管しているといったメリットがあります。
ビットコインは仮想通貨という特性からインターネット上で管理されることが多く、今までもハッキングや取引所のオーナーによる不正が行われるというケースが度々ありました。銀行や損保など信用のある機関と提携をしている最大手企業ならば、こうしたリスクは限りなく0に近いと言ってもいいでしょう。
bitFlyerで行える取引
- 販売所での現物購入
- 取引所での現物取引
- 取引所での信用・先物取引(レバレッジ最大10倍)
現物 | 信用 | 先物 | レバレッジ |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | 最大15倍 |
現物手数料 | スワップ | 信用手数料 | ETH手数料 |
0.01-0.15% | 日/0.04% | なし | 0.04% |
bitFlyerでは、上記のとおり販売所 取引所でビットコインの現物を、また販売所 取引所で信用取引を行うことが出来ます。
また、イーサリアムという他の仮想通貨も購入する事ができます。
bitFlyerの取引画面・チャート
このような感じです。単純で使いやすいのが特徴。ただしチャートはシンプル過ぎて慣れている人からすると物足りないように感じると思います。
bitFlyerと手数料・入金出金関係
- 取引所・販売所での現物取引 0.01〜0.15%
- 取引所での信用取引 0%(金利=日/0.04%)
- イーサリアム売買手数料 0.2%
- ビットコイン送付手数料 0.0002BTC
- 出金手数料(三井住友の場合) 3万円未満 =216円 3万円以上=432円
- 出金手数料(三井住友以外)3万円未満=540円 3万円以上=756円
- クイック入金(24時間365日入金可能なシステム)手数料324円
手数料は他と比較しても並といったところでしょうか。
bitFlyerの追証・ロスカットルール
信用取引では、最大で証拠金の10倍の額の取引をすることが可能です。また通常のFXや株の信用取引と同じく、追証やロスカットがあります。
追証ルール
追証ルールは次のとおりとなります。
- すべての未約定の新規注文が失効(取消)されます。
- 証拠金維持率が 80% 超となるように、3 銀行営業日以内に追加の証拠金を預け入れてください。 証拠金維持率が 80% を下回ってから、3 銀行営業日後の 17 時時点で証拠金維持率が 80% を下回っている場合、ロスカットルールが適応されます。
※bitFlyer公式サイトより
ロスカットbitFlyerルール
ロスカットルールは次のとおりとなります。
- すべての未約定の新規注文が失効(取消)されます。
- (1) の結果、なお証拠金維持率がロスカット水準を下回っている場合、Lightning FX の全建玉を自動的に反対売買して決済します(ロスカット注文)。
- ロスカット注文は、全建玉に対して成行で決済注文を行います。
- ロスカットルールが適用されると、全建玉の決済注文が約定するまで取引を再開することができません。
- 不足金が出た場合、ビットコイン送付・日本円ご出金・bitWire は停止します。
※bitFlyer公式サイトより
bitFlyerの信用取引は両建て出来ないのに注意してください。
bitFlyerの評判・手数料まとめ
bitFlyerは、大企業から融資を受けている信頼の高さが何よりもウリでしょう。取引のシステム・ロスカット率の高さ・現物取引にもかかる手数料・使いにくいチャート・落ちやすいサーバなど取引システムに関しては、正直他の取引所に比べてマイナス要素も多いですが、その点を考えてもありあまるセキュリティ面でのメリットがあると思います。
bitFlyer登録方法
こちらから登録できます。